≡津軽三味線用語大辞典≡
【り】2

【流血三味線】 りゅうけつしゃみせん
 別名「血染め三味線」。
 胴の表側、膝ゴム付近の皮に血が飛び散った痕跡のある三味線を言う。出血の理由は、右手中指の関節を駒のとがった部分に引っ掛けたり、または皮に強く擦りつけたり、あるいは「駒止め」の際に小指を傷つけたりと様々。それでもなお練習を続けると、皮に血痕が残ってしまうわけ。
 まさに猛稽古の賜物、頑張っている証拠ではある。しかし、プロの演奏家さんたちの三味線に流血は見られない。流血三味線は撥付けフォームの見直しが必要だ。あんまり胸を張るようなことではないだろう。

【駒止め】 →関連事項
No.138 by kanko ホーム
2005/07/07 [Thu] 23:55
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【理論家】 りろんか
 理論に優れた人。理論家を自認する人は、だいたいにおいて三味線は下手である。
No.36 by りょう メール
2005/01/13 [Thu] 13:04
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