【胴】 どう
 三味線の本体部分。花梨製の木枠で、表裏両面に皮を張って使うもの。各面中央に丸く木目がでているものが高級とされる。また、一部高級品には内部に「綾杉」と呼ばれる細工が施してある。
 大きさは通常「五分」と呼ばれるサイズで、小さいものは四分、大きいもので七分大まである。一般には、大きい方が太く力強い音が出ると言われるが、大きい方が必ずしも良いわけではない。大きければ大きいほど撥打ちに力を要するとも言われ、弾ききることができるか否かは奏者の腕次第。そして最終的にはそれぞれの好み次第でもある。

【綾杉】 →関連事項
【皮】 →関連事項
No.91 by りょう メール
2005/01/24 [Mon] 05:54
修正・削除