【ウチ】 うち
 ふたつの意味がある。通常は、撥を上から糸に当てる、いわゆる「ダウンストローク」、撥打ちのこと。
 もうひとつは、左手指で糸を打ち、小さな音を鳴らす技法。主に薬指を用いる。地唄・長唄の三味線では、基本技術としてはっきりした音を出すために使用されるが、津軽では装飾的な音を出すために用いられる程度。津軽小原節で多用される。

【小原節】 →関連事項
No.39 by りょう メール
2005/01/13 [Thu] 13:19
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