【スカ撥】 すかばち
 読んで字のごとく、空振りしてしまう撥使い。津軽三味線を習いたての方はもちろん、そしてずっと経験している先生方も必ずやったことがある。集中力が欠けたとき、舞台で緊張したときなどに引き起こす初歩的ミスの撥使いを言う。
 スカ撥は撥先が糸に当たるはずがそれをすり抜け、弾いてるつもりでも「カツッ」と撥が皮に当たる音しかしない。予測できないことであり、頑張って演奏しているだけにとても恥ずかしく悔しい瞬間である。もしそれが舞台の上であれば、聴衆も「どうした?」という空気を作ってくれる。さらに「スカ撥」が続くならば聴衆の雰囲気は「頑張れ!」に変わってゆく。このような聴衆がいてくれたならばスカ撥もやりがいがある。

【撥】 →関連事項
【撥付け】 →関連事項
No.135 by kanko メール ホーム
2005/06/17 [Fri] 23:48
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